レースの先にある往還

毎年秋に開催されているトレイルランレース『身延山 七面山 修行走』。
山梨県・身延山から七面山へと至る「身延往還」のルートを舞台に、自然と向き合いながら走るレースとして、多くの参加者を集めてきた。

この冬、企画者であり日蓮宗・武井坊の副住職、小松祐嗣さんが、後輩の僧侶・岡田法晋さんとともに、同じルートを歩いて七面山を目指す6日間の行を行った。
時期は厳冬、道中は雪に覆われ、山の空気は静かで張り詰めていた。

『七面山日参行』は、レースの原点をたどるように、歩いて山へ向かうふたりの記録である。
走ることでもなく、修行という言葉だけでも括れない、ただ静かに、確かに、山へ向かう時間を映像におさめた。

監督&撮影監督:泉山朗土
撮影:駒井研二、亀田正人
英語字幕:田中健介、Yuki Renwick、Jim Renwick
企画制作&インタビュー:千葉弓子